• 2011.07.01 Friday
  • 17:42

 お店の入り口を入ってすぐの右側の壁面に「夢」という額が掛けてあります。

これは、静岡市羽鳥の名刹曹洞宗「洞慶院」尊董 丹羽鐵山師の書です。

鐵山師のことを少しご紹介します。

鐵山師は13歳の時に、77世曹洞宗永平寺の管長を務めた丹羽廉芳師のもとに
養子となり僧職に入りました。平成22年11月に米寿となり今なお矍鑠としておられます。

そんな方の書が何故仙台の出来たてホヤホヤの蕎麦屋に飾ってあるのでしょうか?

何を隠そう(別に隠すほどのものではないのですが)、この鐵山さんは
私の妻の伯父さんなんです。つまり義父のお兄さん。要するに親戚の伯父さん。
親戚の伯父さんがお店の開店祝いに書を贈ってくれたわけです。
ついでに言うと、永平寺の管長を務めた廉芳さんも義父の従兄、(鐵山さんの従兄)
なのでいわゆる親戚なんです(笑)

なんだか、格調が無くなってしまった気がしますが、
鐵山師がどうこうではなく僕はこの書がとても気に入っています。
書自体の味もさることながら、開店祝いに「夢」という字を選び贈ってくれたことが
本当にうれしいんです。

僕のお店の開店はある意味成り行きで夢を実現したというような大層なものではありません。
しかし、夢を抱いて事に当たることの大切さをこれまでの人生でいろいろな場面や人に
僕自身が語ってきました。

そんなことを知る由もない伯父さんがこの字を選んでくれたことの偶然を本当に喜んでいます。

最後に楽屋落ち的な裏話を一つ。
この額、大きすぎて店内に飾れませんでした。
苦肉の策で入り口わきの壁面に収まったんです。
でも、これが結果的に大成功。
トイレに行かれるお客様、お帰りになるお客様は必ず目にします。
僕的には、お客様に「夢」もって帰っていただくのだ…
と一人ほくそ笑んでいるのです。

ではでは。
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